2018/04/29
(※2019/12/10 記事更新)
こんにちは。フリーランス整備士ブロガーの『ぼす』です。
カッコいいライダージャケットやヘルメット、ライディングパンツ、ブーツ、グローブと、バイクを買ったら装備にも色々とお金がかかりますよね。
種類も沢山あり、シーズンごとに涼しい物や暖かい物など快適な装備をそろえるとなると、けっこうな金額になりますよね。
バイクという趣味は、お金はかかるけど絶対に言えることは万が一の安全の為に、プロテクター入りの装備を買って装備していて損はありません。
しかし、ライダー初心者の方はプロテクター入りの装備を選べと言われても、どういう基準で選べばよいかわからないと思います。
そこで、今回の記事では『これさえ選んでおけば万が一の事故の時でも安心なプロテクター入りの装備』にスポットを当ててご紹介します。
バイクプロテクターのおすすめを部位ごとにまとめてみました。
バイクプロテクター入りの装備をお勧めするにあたり、人間の体の部位ごとに分けて各項目ごとのお勧め商品をご紹介しています。
- ひざ
- 上半身
- 下半身
- インナー
- ジャッケット
- 肩
- 胸(胸と背中)
- 女性用
おすすめの膝につけるバイクプロテクター
膝につけるバイク用のプロテクターはパンツの外側に付けるものと、パンツの内側につけるものとがあります。
パンツの内側につけるものはゴワゴワせずにパンツを脱ぎ着する時に引っかかりにくい物を選びたいです。
強度的にはパンツの外側につけるものの方が強いものが多いですが、見た目のシルエットがかなり変わりますので、個人の許せる範囲で選ぶのが良いでしょう。
下記の商品はパンツの内側につけるタイプですが、見た目もすっきりで、なおかつRSタイチの一流ブランドですので強度に関しても安心です。
※偽物商品も出回っているとの情報もありますので、商品選びには慎重に注意しながら気を付けて選びましょう。
おすすめのベスト型バイクプロテクター
バイクプロテクターにはベスト型のものが沢山ありますが、見た目のデザインは色々なものがあるのでその中から好きなデザインのものも見つけやすいかと思います。
ただ、デザイン重視で選ぶと無名ブランドの全然強度がないプロテクターを選んでしまうかもしれませんので注意しましょう。
バイク事故での死亡原因の損傷部位ごとでも、頭部に次いで死亡率が高いのが胸部の損傷ですので、胸のバイクプロテクターは適当に選ばずに慎重に選びたいものです。
こちらの商品はICONというメーカーのベスト型のバイクプロテクターになります。
もともと海外での人気が高かったメーカーですが近年は日本でも有名になり、多くのICONブランドユーザーがいます。
プロテクター入りパンツでおすすめの商品
プロテクター入りのパンツは事故の時だけでなく、軽い転倒や立ちごけの時などの下半身の巻き込まれや、挟まりによるケガからもあなたの体を守ってくれます。
プロテクター入りのパンツ選びで理想を言えば、デザインが良くてシルエットもきれいに見えるものを選びたいですが、お尻周りにもプロテクターが入っているものは『ボテッっとした感じ』になりやすいのがデメリットかと思います。
下記の商品はパンツやレーシングスーツのインナータイプのプロテクターになりますが、そこまで出っ張ったイメージではないのでおススメです。
バイクウェアの中に着るインナープロテクターのおすすめ
バイクウェアや普段着のインナーで着るプロテクター入りのインナーは冬用の暖かい物と夏用の吸湿性に優れたものとがあります。
インナープロテクターは見た目のデザインはそこまで気にしないかもしれませんが、大切なのはデザインより安全性能ですのでプロテクターの強度の高いものを選びたいです。
見た目もゴツいプロテクターを選ぶとそれに合わせて外側に着るジャケットはワンサイズ大きなものを選んでおくことも考えておきましょう。
下記に紹介するKOMINEのインナープロテクターは胸、背中、肘、肩にパッドプロテクターが入っていますが見た目も比較的スッキリでゴツゴツした印象は有りません。
また、伸縮性があり汗も吸い取る素材ですので夏でもジャケットをさらっと切ることが出来ます。
プロテクター入りジャケットのおすすめ
プロテクター入りのジャケットは数多くのメーカーが商品を出しているので、好きなデザインの一着を見つけることが出来ると思います。
プロテクター入りのジャケットを選ぶのであればインナーのプロテクターは必要ないかと思います。
プロテクターにプロテクターを重ね着しても動きにくいだけです。
バイクに乗るのはスポーツと同じですので体がスムーズに動かせないのはそれだけで危険な状態になりやすいということです。
またジャケットの素材にも注意したいところで、本革ジャケットなら革の種類などにも注意して選びたいところです。
合成レザーのジャケットは価格も安く数多くの商品がありますが、合成レザーやナイロン製のジャケットだから悪いというわけではなくて大事なのはしっかりとしたプロテクターが入っているかどうかです。
下に紹介するのはあくまでおすすめのプロテクター入りのジャケットの一例として掲載しましたが、このようなプロテクター入りのジャケットは各メーカーが出しているので、その中から自分の好きなデザインのものが見つかると思いますよ。
肩当てバイクプロテクターのおすすめ
胸プロテクターや背中の脊椎プロテクターがきついので肩だけプロテクターを付けたいという人もいます。
安全性が一番大事ですので、肩だけのプロテクターのみ装着してバイクに乗るのはあまりお勧めしませんが、一応メーカーさんは肩プロテクターのみの商品も販売しています。
下記商品は参考までに。
胸当てバイクプロテクターのおすすめ
軽くて通気性に優れた胸だけのプロテクターというのもあります。
こちらのHYOD(ヒョウドウ)の商品はトラス構造の耐久性と通気性を兼ね備えた商品になりますので、夏の暑い中でのツーリングには軽装になりがちですが、この商品をひとつインナーとして装着しているだけでも万が一の事故の時には何もつけていない時とは違うでしょう。
レディース用プロテクターのおすすめ商品
女性は体のラインを見せたくない派と体のラインを着るものによって邪魔されたくない派の人に分かれるかと思いますが、体のラインを見せたくない派のひとでも暑苦しい夏のシーズンはやはり軽装で涼しいアイテムを選びたいものです。
機能性重視で選べば、吸湿性に優れた軽い物を選べればベストですが、安全性に重点を置いたプロテクター入りの装備を選ぼうとするとデザインが許せなかったりするものです。
下記に紹介する二点のプロテクター入りのパンツはどちらも膝プロテクターが入っていますが、デザインは対照的です。
秋冬物のライダーパンツであればそこまでシルエットにはこだわらないかもしれませんが、しっかり暖かくてできるだけかわいいデザインのものを選びたいですよね。
コミネのバイクプロテクターはかなりおすすめ!
ここまで、数点のバイクプロテクターのおすすめ商品の一例をご紹介してきましたが、私が個人的におすすめするのはKOMINEのバイクプロテクター入り商品ですね。
安全を意識するのであれば聞いたこともない無名メーカーのプロテクターやジャケットが安いからと装備するのではなく、しっかりとライダーの安全を考えて開発してきた老舗ブランドを選ぶべきです。
その中でもKOMINEのバイクプロテクターはかなりおすすめです。
ライダーのことを考え、軽量で強く、動きを妨げることのない商品を沢山開発してきています。
【結論】バイクプロテクターは絶対に必要です!
バイクに乗ることはスポーツしているのと同じで体力をかなり使います。
ツーリングで一日中移動すると夕方にはかなりの体力を消耗しているのもわかります。
ライディングパンツやジャケットはできるだけ体の動きを邪魔しないデザインで、なおかつ信頼できるメーカーの安全な強度のあるプロテクター入りの装備を選びたいものです。
そして、その中からデザインは自分の気に入ったものを選ぶのが良いでしょう。
それでは、みなさん安全運転で( ´∀`)/~~
『メットは絶対にかぶりましょう❗』