がれーぢブロガー

バイク、車、建設機械を経験した整備士が車やバイクのメンテナンスや修理方法、おすすめの工具などについて書いています。

私のバイク所有歴【断言】初心者におすすめなのはFTR223と隼です。

(※2019/11/23 記事更新)

 

こんにちは。フリーランス整備士ブロガーの『ぼす』です。

 

「400CC以下の排気量のバイクでおすすめなのはどんなバイクだろう?」

「大型バイクの初心者でも乗りやすいバイクはどれだろう?」

 

バイク初心者のこんな悩みにお答えします。

 

【結論】

私なりの結論は、中型自動二輪免許ならFTR223がおすすめです。

大型自動二輪初心者なら圧倒的にが乗りやすいと思いますよ。

 

【お勧めする理由】

これらのバイクをお勧めする理由は目次以下の本文を読んで頂ければ理解していただけるかと思いますが、初心者のライディングテクニック向上には圧倒的に乗りやすいことが前提です。

 

これらの二台のバイクは圧倒的に乗りやすくて変なクセもほとんどないため、「バイクをうまくかっこよく乗りこなしたい!」という人の練習には持って来いです。

 

また、私が所有していたころと比べて中古車価格もだいぶ安くなってきているので、金銭的負担も少なく購入しやすくなっているかと思いますよ。

 

目次以下の記事本文では、私が今までに所有したバイクを思い出しながらツイートした記事を備忘録も兼ねて、まとめてみました。

 

 

 

 

私のバイク所有歴。『私の愛車履歴シリーズ』を本記事にまとめてみた。

私が高校生から、現在に至るまでの所有してきたバイク達を紹介します。

いちおう時系列順でならべてあります。

 

   

 

 

HONDA タクト 

 このタクトは実際にはあんまり乗らなかったと記憶しています。友だちがライブディオやらジョグやらカッコいいの乗り出したから、友だちの借りて乗ったりしてました。

 

友だちのライブディオに寝起きですぐに乗ったら捲ったのが強烈に記憶に残ってます。たしか寝ぼけてて、人生初捲りでした。(; ・`ω・´)

 

 

HONDA NS-1 

実は私の通っていた高校はバイク通学NGだったんですが、隠れてコッソリバイク通学した事も何度かあります。

学校につく少し手前の住宅地の空いてるスペースに勝手に停めたりしてました。

今思うと、盗難されなかったのが不思議なくらい、ひと気のないところに停めてた。 

 

 

YAMAHA XJR400S 

なんか、文章がおかしいですが、Twitterの限られた文字数に収めようとしたら、まとめすぎてへんな文章に…( ノД`)…

頭が悪いの丸出しですね。 

 

要は、先輩の最初の言い値で購入する話に決定したのに、後から「もうプラス○万円よこせ!」とか言ってきて、ぼったくられそうになったんですね。

皆さんも個人売買のトラブルには気をつけて下さいね。

 

特に、初めて個人売買で購入する時に、そのバイクの売値の相場やバイクの程度や状態を判断できる知識が無い場合は、絶対に詳しい第三者に見て貰って判断しましょう。

 

私は知識がまったく無いあまり、購入したあとに乗り出せる状態になるまで、タイヤやら、フロントフォークのオーバーホールやら、クラッチが減ってるから、クラッチ交換やら、車検が切れてるやらで、20万円以上かかりました。

 

その時は、バイトで貯めた金でなんとか払いましたけど、貯めたバイト代でバイク用品を買おうと思ってたから、大誤算でした。

 

その経験が、今では世間知らずの勉強代だと思えるようになったのも、整備士の学校行って勉強したいと思ったのも、この悔しい経験があったからです。

 

整備士の学校行ってる頃に、初めて『ねんおしゃちえぶくとうばしめ。』っていう、日常点検の10項目を覚える呪文のような言葉も知りました。

 

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Kawasaki KDX220SR 

XJR400Sは高3~社会人2年目まで乗ったんですが、整備士の専門学校時代に、友達と長野までツーリング行ったのが印象に残ってます。

 

確か、岐阜・長野 ・新潟をゆっくり観光しながらツーリングしたので、二泊三日だったと思います。

 

岐阜では、高山市観光、飛騨大鍾乳洞、など観光して、長野では、松本市の松本城、長野市の戸隠村、長野市善光寺などを見てまわりました。

 

最終日、長野市から新潟県に入るルートはバイクでは初めての、どしゃ降りの雨のなかレインウェアを着て走りました。

 

確か、まだ梅雨明けしていない七月だったんでレインウェアのなかは蒸して汗だくで、ヘルメットのスクリーン内側は雲って前が見にくく、緊張状態で走りました。

 

雨の日のツーリングがこんなにも体力を消耗するなんて、この時初めて経験して知りました。

 

その後、何度か友達と日帰りツーリングしてましたが、確か21歳のゴールデンウィーク中に、富山県の峠のトンネルのカーブで転倒してしまい、XJRのクランクケースにあるメクラボルトが削れて破損してしまい、オイル漏れがひどくなりました。

【 この記事に使われている写真が、転倒した時の写真です。】

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某大規模バイク販売チェーン店に修理をお願いしに行ったら「クランクケース交換ですね」とあっさり言われ、修理見積り金額を見てビックリ!

(なんか中古車買えますね……)

 

しかたなく、破損箇所のOーリングだけ部品発注して、あとは液体ガスケット(通称ハナクソボンド)を塗りたくってなんとかオイル漏れを止める事に成功!

って思ったのもつかの間で1週間後にはお漏らししていました。

 

しかたなく、XJRを諦め、次のバイク候補を探しに某大規模バイク販売チェーン店へ。

色々悩んだあげく、頭に浮かんだのは『アメリカンって女にモテるんじゃね?』って下心見え見えの理由で、シルバーのVツインマグナを契約しました。 パチパチパチ👏👏👏

 

……あれ?KDX220は?

 

そうなんです!この時はVツインマグナに惹かれて契約したんです!モテる為に!!

 

……しかぁーし!!

私の中の変態魂が、この辺から目覚め始めたのです。

 

ウイリーしてえ…

ちょうどその頃、友達がCRM250で、あんな事やこんな事やって遊んでるのを見て、

オフ車欲しい…」状態に。

 

そして!

納車予定1週間前だったVツインマグナをキャンセルし、見た目だけで選んだKDX220SRを無事購入。めでたしめでたし。

 

…………ところが、このKDX220が大変なくせ者でした。まず、白煙の量が異常。

2サイクルなんでオイルを燃焼しながらエンジンを潤滑するんですが、チャンバーからもオイルっ気の排気が白くなって出ます。

 

しかし、走っていくと明らかに後方の車両が事故を起こしかねないぐらいの煙幕量になり、10キロも走るとプラグがオイルかぶりを起こしてその都度、プラグを外して乾かしてまた走るを繰り返さないと走れない車両でした。

 

(万全の整備で納車のハズでは…?)

(納車前に試乗点検したのか?)

さすがに普段は温厚な私も、頭に来たので、

 

「こんなバイク要りません‼楽しく遊べるのを楽しみに買ったのに全然楽しくない‼」

 

まあ、そんな感じの事言って、実際二週間ぐらいは近距離は乗ったんですが、買った時の値段で買い取ってもらいました。

 

 

 

HONDA VTR1000F(ファイヤーストーム) 

実は、XJR400を手放す少し前に、長野へ一緒にツーリング行った友達が大型自動二輪を取得してCBR1100XXの逆車を購入していたんです。

その頃から大型自動二輪取得したい欲が強くなり、XJRを手放した頃に教習所にも入校しました。

 

ただ、乗りたいバイクはこの時はまだ決まってなくて、免許だけ先に取得しといて、お金を貯めながら、ゆっくり候補のバイクを決めようと思いました。

 

なので、もともとVツインマグナは大型バイク候補が決まるまでの中継ぎ的な感じで、乗ろうと思い契約したんです。

 

そして、変態青年はバイク雑誌を眺めながらヨダレをたらし、毎日変態的な所有妄想に夢を膨らませていきました。

 

そして、VTR1000ファイアーストームにぞっこんLoveになっていきました。

 

晴れて大型自動二輪を取得し、KDX220を売ったお金を頭金にして、中古の北米仕様のブラックを契約しました。

 

はい。

 

ナニか?問題でも?

 

貯金?

 

貯まる前に、買いましたよ。

残りはローン12回払い組みました。

 

極力、利息分は押さえたかったんで、12回払いの1年で終わらせました。

 

人生で初めてのローンを組むとゆう経験。

 

『これも社会勉強!』と自分に言い聞かせる……

 

物欲には勝てないんです。

 

お金が貯まるの待てないんです。

 

 

 

このファイアーストームは1000ccのVツインエンジンで、某大規模バイク販売チェーン店の店長からは「トルクがあるからアクセル操作は慎重にね。初心者には慣れるまで危険かも…」ってビビらされました。

 

最初の納車の日だけ、店から出る時に緊張しました。

 

だけどね、

乗り出したら楽し~🎵い。

そして、思ってたより乗りやすい。

ローンしてでも買って良かったあ🎵

そして、速い❗

直線で最高速(ぬわわkm/h)出ました。

 

 

しかし、ひとつだけ乗ってみないとわからない気になる点が……

(ぬわわkm)以上でハンドルがブレだす!

 

 

【大型バイク初心者におすすめ!】SUZUKI GSX1300R隼(1999年式) 

2002年かな?VTR1000ファイアーストームで、友人の父親が経営するバイク屋さんのツーリングに参加しました。 行き先は城崎温泉。

 

そのツーリングの道中で友人にハンドルのブレを見てもらうため、乗って診てもらったら、「事故車やね。」とハッキリ一言。

 

さすがはバイク屋の息子。長年バイクと共に育ってきたやつの言う事は、理にかなって信用のあるものでした。

「ハンドルのストッパーの左側、凹んで変形してるやろ?あと、フロントフォークもねじれてる。」

 

え!まじで?

でも、見たらその通りでした。

言われるまでは全然気にもしてなく、マフラーを社外品に交換したり、アンダーカウルつけようかなー?とか、そんな事ばっかり気にしてました。

 

もちろん、某大規模バイク販売チェーン店

○○ド○○ンの納車説明では、一言もその事には触れておらず、整備記録簿にも書かれてはいない……………… 。

 

もうね。怒りじゃなくて、呆れてしまい。

あのお店(赤ひげ)とは関わる気も、うせました。

 

そして、そっとファイアーストームを手放し、友人の父親の店にあった初期型ハヤブサを契約しました。

 

隼は初期型デビュー当時は、見たことないデザインで、あんまり興味はありませんでした。

 

しかし、CBR929RRに乗ってた友人が、隼の2000年リミテッドを購入してから、「隼はいいぞー❗」と、だんだん洗脳されていき、いつしか、書店で隼特集の本を買っていました。

 

はい。いつもの変態モード突入です。

 

隼の写真を眺めながら、ヨダレをたらし、変態妄想にふけるワイ。

 

契約して良かった…( ;∀;)嬉し泣き。

 

『アルティメットスポーツ』と隼特集の雑誌には書かれてました。まさに究極!!

 

直線番長ではない、コーナーもスムーズに曲がってくれる。操る楽しさはファイアース

トームよりも、格段に上だと思いました。

 

この頃から、コーナリングの荷重移動や、ブレーキングの仕方、ステップの荷重のかけ

方、コーナリングのフォームなど、かなり意識するようになり、丸山浩さんのDVDは何

度も見返しました。

 

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 しかし、そんな気に入っていた隼を手放してしまうのでした。

 

有り余るパワーに圧倒され、

 

乗りこなそうと極めることを求めると、そのうち事故るな、こりゃ。

 

そう思うようになって、軽くて扱いきれるパワーの楽しいバイクに乗りたい!

 

と、大排気量、最大出力思考から、いったん原点回帰して、

 

「バイクの楽しさは扱いきれる、思うように操れることが大きな要因である。」

 

と、次の愛車に選んだのはFTR223でした。 

 

 

 

【中免初心者におすすめ!】HONDA FTR223 

 

ダートスライドを練習すれば、そのうち、アスファルトスライドも身につくんではないか?と、浅はかな考えで、砂浜に行ってはスライディングの練習をしました。

 

しかし、アスファルトは私には無理でした。

ダンディー加川さんのようにはいきません。


GAMES TOKYO ダンディ加川

それでも、FTR223は操る楽しさを思い出させてくれる、軽くて楽しいバイクでした。

欲を言うならもう少しだけパワーが欲しかったです。

 

そんな楽しかったFTRも、またしても私の物欲の餌食に、、、

友人の父親が経営しているバイク屋さんから、一本の魔の電話が、、、

「2006年モデルの白/銀の隼手に入るけど、どうする?」、、、

 

物欲の悪魔が微笑みました。

 

そう、私が白ブサに強い憧れを抱いていたのを、奴は知っていたのです!

私も、もう手に入らないと思ってましたから。

 

 

契約書+ハンコ=お買い上げ~~~ 

 

 

 

SUZUKI GSX1300R隼(2006年式Limited) 

 

初めての新車、しかも金欠だったので、フルローンを組みました。

バイク用品もまとめてあれやこれやで、総額200万円なり。 

無理な払い方はしたくなかったので、月々の返済は少なめにしたかったからです。

その分利息も多く取られましたけどね。

 

しかし、この隼の思い出が自分の中にはいっぱいあります。

初サーキットデビューもこの隼でした。

走行会というものすごく敷居の低いサーキット初心者向けのものです。

鈴鹿ツインサーキットで行われているライダースパラダイス。通称『ラ・パラ』という走行会です。

ライダースパラダイス「ラ・パラ!」に集まれ!

 

ツーリングも色んなところに行きました。北は、山形県蔵王、南は淡路島一周。

年に2回は一泊ツーリングに参加しました。

どこも思い出深いし、また行きたくなるところばかりです。

 

友人とレーシングスーツを買って峠で膝すりの練習もしました。

意外と隼は膝すりがやりやすい車種であることもこの時に知りました。

 

そして、今の嫁さんともタンデムしました。

このころには隼のローンは終わっていました。

もちろん一回も返済が滞ることなく終わりました。

結婚式にも演出で白ブサを使用しました。

 

そして、子供が生まれ、一軒家の中古住宅を購入しました。

今の家を購入する為、隼は手放すことを決意しました。

 

 

 

その他に所有したバイク 

この他に、セカンドバイクで、ホンダのモンキーや、スーパーカブの90を所有していたこともあります。

  

 

125CC以下でおすすめなのはXR100モタード

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HONDA XR100モタード

 

125CC以下の原付き二種免許で乗れるバイクではXR100モタードがいいですよ。

軽くてパワーがあって乗りやすいです。

私も四年間ぐらい所有していたので、飽きやすい私の中ではベストヒットなバイクでしたね。

(2019年11月追記。2018年にXR100モタードは手放しました。) 

 

 

250CC以下のモタードでおすすめのバイクはKLX250(Dトラッカー等) 

6年前に購入してウイリー練習を楽しんで、4年間実家にほったらかしのバイク。

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Kawasaki KLX250SR(休眠中)

 250CC以下のモタードバイクでウイリー練習をするなら圧倒的にDトラッカーやKLX250などのオフ車バイクがおすすめですよ。

おすすめする理由は、ウイリーをするには安定角を維持することが大切なんですが、Dトラはエンジンパワーの出方がマイルドな為、ゆっくりとふんわりとした感覚で安定角に持っていくことができます。

 

 

そんなウイリー練習用に購入したKLX250ですが、久しぶりに乗りたくなって実家に帰った時にガソリンタンクの中見たら、錆が発生してました。

あと、ブレーキの引きずりやらキャブのO/Hやら、いろいろと手をかけないと、走れない状態ですが、かわいそすぎるので、そろそろ本気で復活させようと計画中です。

 

できるだけ、修理内容を記事にUPしていきたいと思います。

 

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(2019年11月追記 。現在は復活しています。復活したついでに外装をDIY塗装しましたので、その様子の関連記事です ↓ )

 

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【まとめ】初心者におすすめなのは隼とFTR223 

自分で所有してきたバイクはわずかですが、バイク屋の整備士をしていた七年間にはたくさんの車種を納車整備と試乗をしてきました。

そんな中でもやはりHONDAの223CC系の単気筒エンジンはエンジンパワーがマイルドで初心者にも扱いやすく乗りやすいと感じます。FTR223やCB223などは女性ライダーにも扱いやすいと人気のバイクですね。

 

隼は私が大好きなバイクというのもありますが、世界中で大ヒットを何年間も維持してきた隼にはやはり魅力が沢山あります。

世界初の市販車での実測300Km/h超えばかりではなく、ワインディング(山道)でもひらひらと軽く倒しこめるし、エンジンパワーの出方も危ないことなくマイルドなんですよ。

隼がデビューして約20年が経ちました。大ヒットしたハヤブサは登録台数もたくさんあり、中古車価格もかなり安い物も見つけることが出来るようになりましたよ。 

そんなわけで隼も大型バイクの初心者でも気兼ねなく購入できるようになっているのでおすすめです。