(※2019/11/21 記事更新)
こんにちは。峠でヒザスリなんて、恐怖でしかないフリーランス整備士ブロガーの『ぼす』です。
Twitterやってて、よく見る質問で
『峠の走り方を教えてください❗』
というのを見かけます。
(私が目に留まるだけかも・・・)
この質問に対して何かしらアドバイスしてあげたいとおもったのですが、言葉で説明するよりも、有名な人達のアドバイスを参考にした方が100%伝わると思ったので、私の尊敬しているプロフェッショナル達を紹介します。
峠をかっこよく安全に走る
峠はサーキットではありません!一般公道です。
その事を十分に理解したうえで峠を安全に、かっこよく走っていただきたい。
今まで丸山浩さんはその事をしつこいぐらい言ってきています。
丸山浩の天才!ライディングテクニック 峠編2 徹底快楽主義! [DVD]
- 出版社/メーカー: 内外出版社
- 発売日: 2009/10/29
- メディア: DVD
丸山浩さんが代表を務める株式会社Withmeの公式HPです。⬇
WITHME丸山浩プロフィール
丸山浩さんはバイク雑誌のヤングマシンなどでも活躍されているので、ご存知の方も多いかと。
私も、高校一年生位の時から、ヤングマシンを愛読しています。
プロのライダーの方のライディングテクニックは、全てのレベルのライダーの参考になります。
最近ではガン治療からの復活をされて、元々エネルギッシュな人だなあ~と尊敬してましたが、さらに、超人的な人なんだなあ~と崇めております。
峠は危険である事を第一に強く主張し、峠は安全に、そしてカッコ良く走るには?を丁寧に、とてもわかりやすく説明してくれます。
私も、DVDを10回以上は見ましたが、実際に走っている姿をライディングフォーム、ライダー目線カメラ、サスペンションの沈みこみや、ブレーキの使い方がわかりやすい、手元のカメラ映像など、全てが流れるように解説されているので、とてもイメージトレーニングしやすいです。
大型バイクを極低速走行で扱えますか?
【BIGマシンを自在に操る】
モータージャーナリストの柏秀樹さんがとても丁寧にわかりやすく解説してくれています。
大型バイクを速く走らせるなんてアクセルを捻れば誰でも出来る事です。
重たい大型バイクを極低速でも意のままに操る事が出来るって、こんなにもかっこいいのかと気づかされます。
極低速のUターンなんてフラフラして危険だと思うでしょう?
でも本当は極低速でも安定してUターンが出来るやり方があるんです。
私もこのDVDを見て実践したら道幅6メートル内でのUターンが安定して出来るようになりました。
Uターンが苦手な人にはおすすめです。
柏秀樹さんのライディングスクールの公式HPです。⬇
「KRS」柏 秀樹ライディングスクール
柏秀樹さん。モータージャーナリスト、柏秀樹のライディングスクール校長。
この方のライディングテクニックは全てのライディングシーンにおいて、とても参考になりました。
私の場合、GSX1300R隼になってからUターンがとても苦手になりましたが、このDVDを見てから、Uターンの練習が楽しくなりました。
ライディングフォーム、大型バイクの超低速走行での安定したバランスの取り方や、リヤブレーキの使い方
エンジン回転の感じ取り方など、常に五感を研ぎ澄ませて、バイクの挙動を感じ取る大切さを学びました。
速く走れるだけが、カッコ良いのではないと気付かされました。重たいバイクを超低速で扱えるのって、ものすごく難しいけど、扱えるようになった時の満足度は120パーセントです。
柏秀樹さんのHPでは、ライディングスクールの開催予定が随時更新されてますので、開催予定地の近くにお住まいの方は要チェックですよ。
峠で膝すりや限界を求めることについて
峠を速く走るカッコ良い姿に憧れるのは、わかります。私も、そうでしたし、実際に峠のヒザスリ小僧をしていた時もあります。
しかし、公道で速さを求める事が習慣になってしまうと、自分の限界に近づき、一瞬で事故に繋がってしまう危険性があります。
1回の事故で、死亡することもあります。
身体が不自由になり、一生バイクに乗れなくなるのも悲しいです。
速さを求めるなら、サーキットへ行きましょう。
サーキットが危険なイメージを持っている人もいますが、間違いなくサーキットの方が安全です。
峠に限りません。一般公道こそ危険だらけなのです。
いくら自分が安全運転をしていても、予測の出来ない事が起こります。
『一般公道は魔物である。』