がれーぢブロガー

バイク、車、建設機械を経験した整備士が個人事業始めました。ブログ内容はメンテナンスや修理方法や個人で稼いでいく方法について書いています。。

軽量エアインパクトレンチ3選。購入前にチェックするポイントとは?

タイヤ交換をするためには、エアインパクトレンチを使用してホイールナットを外す人も多いでしょう。

 

しかし、このエアインパクトレンチは商品によってはトルクが弱すぎて全く使えないものがあるのも事実です。

 

また、新品のうちは力があってボルトやナットが緩めることができたのに、2、3回くらい使ってみただけで内部の部品が破損してしまい使えなくなるゴミのような商品が存在するのも事実です。

 

エアーツールは良いものは決して安いことはなく、そこそこの値段がするものですので、エアーツール選びの初心者はなるべく失敗はしたくないものです。

 

今回の記事内容は、エアインパクトレンチを初めて選ぶ人やエアーツールの知識がとぼしい人のために向けて書いています。

 

 

 

エアインパクトレンチの力がない時にチェックするポイントとは?

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エアインパクトレンチの力がない時にチェックするポイントとは以下の3項目です。

  1. エアインパクトレンチ自体の性能
  2. エアーホースの内径
  3. コンプレッサーの能力

 

エアインパクトレンチ自体の性能

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エアーコンプレッサーからのエア圧力や流量が同じ条件でも、エアインパクトレンチ自体の性能の違いによってはボルトやナットをゆるめることができない場合があります。

 

エアインパクトレンチ自体の力「トルク」は500Nm(ニュートンメートル)などの単位で表されていることが一般的ですので、このNmの数値が大きいほど緩める力や締め付ける力が大きいことになります。

ただ、気を付けなければいけないのは、実際には力がない商品なのに、あたかも力がある様に表記してある商品もたくさん出回っているのが現状です。

 

エアインパクトレンチを選ぶポイントは「軽くて」「力があって」「壊れにくい」の三点を基準に、なるべくなら商品のレビューを参考にしながら良い評価の多いものを選ぶのが良いでしょう。

 

エアインパクトレンチの構造 

エアインパクトレンチの内部におくられた空気は、内部にある『ハンマー』をエア圧力で、叩くように回転していきます。当然ハンマーが重たいほどより大きな力が出せるわけですが、ハンマーを大きくしすぎるとエアインパクトレンチの重量が増えてしまうのがデメリットです。

 

 

エアーホースの内径

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エアーホースの内径が6.5ミリや5ミリだとエアの流量が不十分な場合があり、エアインパクトレンチなどのエア圧力をトルクに変換して使用するエアーツールの本来の能力をじゅうぶんに発揮できないことが多いです。

例えるなら、細い糸やロープで重たい荷物を積んだ台車を引っ張ってもなかなか動かないですが、太いロープやワイヤーなら力が伝わりやすいので台車を動かすことが出来ます。

ホースの内径も同じで、理論上は細い径のホースより太い径のホースの方が力を出せるのです。

ただ、エアの流量が多ければ良いと言うものでもなくて使用するエアーツールによって適切な推奨エアーホース径などが、取り扱い説明書には書いてあります。

製品の耐久性という面では、エアーの流量が多すぎることによって、最悪の場合は新品のエアインパクトレンチでも壊れることがあるので、取り扱いには十分に注意です。

 

 

コンプレッサーの能力

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エアを作り出すコンプレッサー自体の性能もエアーツールを使用するうえでは重要なポイントになります。

 

コンプレッサーが作り出す圧縮エアーをためておくエアタンクの容量も、エアインパクトレンチを連続で使用する場合にはとても重要になってきます。

 

コンプレッサーは大きさに比例して、能力が高いものがほとんどですので、大きければ大きいほど使用する能力が高いのが一般的です。

 

ただし、低騒音型のコンプレッサーなら良いのですが、コンプレッサーの騒音もかなり大きなものですので、一般住宅街では近所からの苦情が来ない程度のコンプレッサーを選びたいものです。

 

 

【軽量モデル】おすすめのエアインパクトレンチ3選

  1. 空研 (くうけん)
  2. TONE (トネ)
  3. SIGNET (シグネット)

これらの有名なツールメーカーのエアインパクトレンチの中でも、より軽量、コンパクトでハイパワーという基準に的を絞った、差し込み角12.7Sqサイズのお勧めのモデルを3つご紹介します。 

 

空研【KW-1600PROX】

エアーツールといえば『空研』というぐらい有名なメーカーです。

エアーインパクトのラインナップもたくさんありますが、自動車のタイヤ交換や軽整備程度ならこちらの空研のエアインパクトレンチ『KW-1600PROX』がお薦めです。

低騒音、低振動でとにかく静かなのにパワフルなエアインパクトレンチです。

僕もこのエアインパクトレンチを使用していますが、軽くてとても簡単にホイールナットが緩むし、他のインパクトレンチにくらべると静かです。

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定価は他社の同サイズのエアーインパクトレンチと比べたら高めの設定ですが、軽量、ハイパワー、そして壊れにくい耐久性を実現しているので品質、性能を考えると決して高くは無いと思います。

 

KW-1600PROXのスペック
  • 重量:1.4kg
  • 推奨使用エアーホース:内径6.5mm
  • 使用空気圧:0.6MPa
  • 空気消費量:0.31m3/min
  • 最大トルク約490N・m
  • 出力角:12.7mm

 

KW-1600PROXの評価
  • 軽さ   :★★★★☆
  • パワフル :★★★★☆
  • 壊れにくさ:★★★★★

 

 

TONE【AI4201】

こちらも、超軽量、超小型、ハイパワーが売りのエアーインパクトレンチです。

このインパクトレンチの売りは全長が108mmと短い超小型ボディです。

とにかく軽量で片手での操作にこだわって設計されています。

左回転(緩める作業)のほうが700N・mと大出力になっており、ビッグハンマー機構で小型、ハイパワーを実現しています。右回転の締める方の作業は3段階の出力調整ダイヤルが付いています。

 

TONE・AI4201のスペック
  • 重量 (Kg):1.0
  • 出力角(mm):12.7(ピン穴付き)
  • 常用最大トルク(N・m):右回転610N・m、左回転700N・m
  • 使用空気圧(MPa):0.62
  • 推奨使用エアーホース内径(mm):10mm以上

 

TONE・AI4201の評価 
  • 軽さ   :★★★★★
  • パワフル :★★★★★
  • 壊れにくさ:★★★★☆

 

 

SIGNET【1/2Sqインパクトレンチ(65331)】

ガラス強化樹脂とスチールの頑丈なボディが売りのインパクトレンチです。

ツインハンマーを採用しており、最大トルクは540N・mを発生し、トルクの立ち上がりも早いのが特徴です。

片手での操作にこだわり、グリップを握ったまま回転のきりかえとパワー調整をすることができます。

 

1/2Sqインパクトレンチ(65331)のスペック
  • 最大トルク:540N・m
  • 重量:1.1Kg
  • 全長147mm
  • 推奨使用エアーホース内径:-
  • 使用空気圧:-
  • 空気消費量:-
  • 出力角:12.7mm 

 

1/2Sqインパクトレンチ(65331)の評価
  • 軽さ   :★★★★★
  • パワフル :★★★★☆
  • 壊れにくさ:★★★★☆

 

私が整備で使ってきた経験からおつたえしますと、これらの3つのエアインパクトレンチは性能も良く、耐久性も甲乙つけがたいぐらい3つとも壊れにくいです。

エアインパクトレンチ選びで、選ぶ基準が良くわからない方は、とりあえずこれらの3つのうちから選んでおけば間違いないですよ。