(※2019/12/16 記事更新)
自動車のバッテリーが寿命で交換しようと思ったけど、下記のように思っていませんか?
「車のバッテリーを交換する時の交換手順を知りたい…。」
「車のバッテリーを交換する時に注意することは何だろう?…」
「バッテリーを交換する時に「バチバチッ!」と火花が飛んだらいやだなー・・・」
この記事では、そのような悩みにお答えします。
なお、結論だけ先に言ってしまうと、バッテリーの取り外しはマイナス端子から外して、次にプラスの端子を取り外しします。
バッテリーを取り付けるときは、取り外しの逆の手順でして、バッテリーのプラス端子から取り付けて、次にマイナス端子を取り付けます。
自動車用バッテリーの交換手順は(-++-)と覚える
車のバッテリーを交換する時の手順(基本手順)
- 車のキーをoffにする。(車のキーを抜く)
- マイナス端子を取り外す。
- プラス端子を取り外す。
- バッテリーステーを取り外す。
- 消耗したバッテリーを取り外す。
- バッテリーを取り付けする台座部分にゴミなどが溜まっている場合は清掃する。
- 新品バッテリーを取り付ける。
- バッテリーステーを取り付ける。
- プラス端子を取り付ける。
- マイナス端子を取り付ける。
車のバッテリーを交換する時に注意すること
- 必ずマイナス端子から取り外す。(バッテリーのスパークやショートを防ぐため。)
- バッテリーの端子間に取り外しに使用する工具を落としたり、ショートさせたりしない!(バッテリー液が電気分解されたときに、水素が発生します。水素にスパークした火花が引火して爆発することがあります。)
- 破損して、バッテリー液が漏れているようなバッテリーの取り扱いには特に注意する。(バッテリー液は希硫酸です。)
- バッテリー液は希硫酸です。万が一、目に入ると失明してしまう恐れがあるので、保護メガネを着用して作業をしましょう。
バッテリーの端子が「バチバチッ!」とならないようにするにはどうするか?
バッテリーの端子を取り外す時や、バッテリーの端子を取り付ける時に「バチッバチッ!」と強い火花が出るとビックリしますよね。
また、バッテリーは電気分解で発生した水素が漏れ出していると、火花に引火して爆発することがあります。
「バチバチッ!」と火花を飛ばさないようにするためには、バッテリーの交換手順とバッテリーを交換する時に注意することを守ることで防ぐ事ができます。
バッテリーを交換する前に用意するもの。
- 工具(スパナ🔧等)
- ゴム手袋
- 保護メガネ
古いバッテリーはリサイクル業者へ
バッテリーを自分で交換したら、古いバッテリーはバッテリーをリサイクルしているリサイクル業者に引き取ってもらいましょう。(※家庭ゴミでは捨てれません!)
バックアップ電源を使用して車のメモリーを消去しない方法。
車の車種によっては、バッテリーを交換することによって、電子機器のメモリーを設定されているものがリセットしてしまうことがあります。
メモリーを消さないためには「バックアップ電源」を使用すればよいです。
バックアップ電源を取るには、車のシガーソケットに差し込む方法と、バッテリーターミナルに取り付ける方法が一般的です。
上の商品はバックアップ電源をとるだけのものですが、バッテリー充電器でバッテリー交換時のバックアップ機能つきの製品があります。
CTEKのバッテリー充電器はバックアップ機能付きです。
なお、車のバッテリー管理にも最適なバッテリーチャージャーについてはこちらの記事にて紹介しています。
まとめ
車でもバイクでも重機でも、バッテリーの交換方法の基本的な考え方は同じなので、バッテリーを交換する手順や注意することをしっかりと守って作業すれば、「バチッ!バチッ!」と火花が出ることもなくて安心してバッテリー交換に取り組めます。
バッテリー交換が怖くないことが解れば、交換作業もスムーズなり、以外と簡単だと思えるはずです。